ギャラリー

広瀬川を望む家

設計

 窓を開け放てばせせらぎが聴こえる。まるで一枚の絵のように切り取られた風景は、季節の移り変わりを映してくれる。朝靄、鳥の唄、水面のきらめき、色づく木の葉が舞う頃はストーブの焔(ほのお)のゆらめきが恋しくなる。
 広瀬川を望む家はゆっくりと時を刻んでいく。

 

【設計主旨】
 「どこにいても広瀬川を眺めることができるようにしてほしい」。家づくりはここから始まった。
 居室はもちろんのこと、階段・水まわりからも広瀬川を望めるように配置。窓から見える景色を住空間に取り入れるよう開口部は最大限かつ最適な高さとした。一日の疲れをいやすバスルームに至ってはまさに一枚の絵画のよう。部屋の要素を保ちながらムダをそぎ落としてより広い空間を確保。床高をそろえたウッドデッキは外空間との共有と視覚的つながりをはかる。
 家族の気配を感じながら、適度な距離感が心地よいLDKにはシアタールームを備えるなど、多様な機能を持たせることで一つの空間が、より可変的となる。また、薪ストーブを設置することにより家族や仲間が集う語らいの空間が生まれた。薪を取り入れるための小窓や、ホビールームとキッチンとの間に設けた小窓に遊び心を覗かせる。
 ガレージから階段でつながるルーフバルコニーは、セカンドリビングとして生活にスパイスを効かせており、多趣味で仲間の多いクライアントの要望を叶え、ライフスタイルに反映する形となっている。
 家の中ではどこでも裸足で過ごせるよう放射暖房システムを採用。震災前の建築ではあったが災害に強い建物を目指し、太陽光発電システム・太陽熱温水システムを採用した。

 移り変わる季節を愛でながら自然と共存する暮らしがそこにはある。

Data

構造・規模 RC造2階建
床面積 1階 168.25㎡(50.89坪)
2階 104.74㎡(31.68坪)
延床面積 272.99㎡(82.57坪)
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