妙立寺(角田)

東北最古の日蓮宗寺院と伝えられている妙立寺の建て替え計画。
歴史ある本堂の虹梁を再生し、新しい本堂へ用いて面影を引き継ぐ。
随所に見られる240角や300角の柱を含め、構造材や仕上げ材となる木材は敷地内から調達したものを製材・乾燥して活用している。
木と漆喰の伝統的な設えに色を添える56枚もの天井画が印象的だ。そこには敷地内にある四季折々の花木が描かれている。天井は格天井となっており、絵をあしらうにあたって事前に床に並べて画家監修のもと配置を検討した。仕上がった天井は実に美しく、現実の四季を問わずいつでも妙立寺の花木を楽しむことができる。
建物の重厚な質感と華やかな装飾の均衡が妙立寺の持つ懐の深さを感じさせる。

構造・規模
木造平屋建て(在来工法+小屋トラス)
床面積
1階 255.05㎡(77.15坪)
延床面積
269.95㎡(81.65坪)

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